2013年7月20日土曜日

[デスパレートな妻たち 8] 第16回 「最愛の人」 You Take for Granted


冒頭のメアリー・アリスの
”いて当たり前と思うのは考えもの。
あと何日かで、この中の一人は死んでしまうのだから…。”
というナレどおり、誰が死ぬのか思わせぶりな場面が随所に。
デスパらしい、ハラハラさせる上手い脚本!

  • 末期がんを苦にし安楽死を望むマクラスキーさん
  • チーズパフをのどにつまらせ、窒息死しそうになるジェーン
  • 迷子の猫を探し、家の屋根に登り、落ちそうになるホワニータ
  • 銃声の後、家の中で倒れているスーザン

死んでしまうのは…?



■ 友情復活、事件解決?

長年の友人たちの仲が復活。
コーヒータイムに、私もいただける?とおずおずと入って来たブリーをみんなは歓迎する。
脅迫状も、チャック殺しも全部オーソンの仕業だったとブリーは告白。
さらに、オーソンが自殺をほのめかしたことについて、居場所を聞いて駆けつけるべきだったと悔やむが、みんなにその必要はないと慰められる。
ギャビーの、これでついに一件落着!との声に、友人たちは手を取り合って喜ぶ。

しかし、フェアビュー警察署にはオーソンからの手紙が届いた。
警官が、ブリーがチャックをズタボロにした、かなり臭い、建設現場を掘り起こすほどの臭さがあると捜査に出かける。


■ 傷つけられたリネットのプライド

リネットは、ペニーの誕生会を盛大に開く。
そこにジェーンが姪をカメラマンとして連れて来る。
パーティーの写真を撮って、フォトブックにすると言い、ペニーは大喜び。
リネットは、父親の単なるデート相手で、家族でもないのにいいとこ取りしていると怒る。
しかし、ジェーンはトムに一緒に住もうと言われたと話す。
それはちょっと違うかもと勝ち誇ったように言うジェーン、憎々しい!
なんで、こんな女、ココまで好きになったかなあ、トムは。
リネット悔しいよねー、子どもたちまで、なついていて。

リネットは、離婚もしていないのにとトムを責めるが、近々話し合うべきと言われる。
リネット「お互いに距離をおいて、幸せになる道を探ろうって…。」
トム「だから僕はみつけたんだ。
君も見つかるといいんだけど…。」
もう、リネットのプライド、ズタボロ…。

リネットは、23年も結婚しているのに、あなたが現れて、彼は私に向き合う努力しなくなったとジェーンに話し、外堀埋めていると非難する。
なかなか、悔しくて、ここまで言えるもんじゃないけど、もう、リネットは必死。


■ 今の生活が維持できないと困るギャビー

カルロスが明日から会社に復活するため、ギャビーはネクタイをプレゼント。
出社をためらうカルロスに、
「ありがとうは?
どうせ、支払いはあなただけど。」www

カルロスは、25年もネクタイを締めていたが、本来臨んでいた仕事ではないとわかったと、沈んでいる。
ギャビーは、テンション上がる社内改革をカルロスに提案。
コピー機買うとか、付箋をド派手な色に変えるとかww
付箋は、明日から試してみようww

翌日、カルロスの秘書マリリンからギャビーに電話で、カルロスが、リストラされた関連会社社員に5万ドルづつ配っていると言う。
ギャビーはあわてて駆けつけるが、カルロスは、儲けるために人を踏みにじったり、そんな自分を人生の成功者だと思う事がおかしいと、リハビリ施設で学んだと言う。
そして、カウンセラーを目指すつもりだと話す。

二人に共通するのは、”一番大切なのは家族を守る事”。
ギャビー「じゃあ、もうバカなことを考えずに、仕事続けてくれるのね?」
カルロスは、違う!根っからの自己中だ!とギャビーをたしなめる。
そっちが稼いで、私が使う!
私は根性で家庭を守ったから、今度はあなたがそうする番!」
なるほどー、ギャビーを一方的に責めるわけにはいかないかもしれない。
確かにギャビーは、カルロスが服役中、リハビリ中、必死に家庭を守ったし。


■ ブリーに適任の依頼

がんの転移で、落ち込むマクラスキーさんに、ブリーは、出来る事があるなら何でもすると申し出る。
すると、じゃあ死ぬの手伝ってとあっさり言われ、ブリーは驚く。
バーン!!!
と銃声のような音!
ブリーが、ブリキのじょうろを落とした音で、ホントに上手い脚本w

マクラスキーさんは、ロイにも死ぬ手伝いは無理だと言われたとのこと。
カレン「もっと冷酷無情な人じゃないと。」ww
ブリー「それが私?」ww
カレン「だって、死にかけている女が目の前にいてもコーヒーも出さないじゃないか。」www

この事態を、ブリーはロイに告げる。
ロイ「まさか、あんたに頼むとはなあ、好いてもいないのに。」
ブリー「それは、確認済!」
マクラスキーさんが用意していた、自殺用のあらゆる薬を入れたルバーブパイを、知らずにブリーは食べてしまい、大騒ぎ。
病院に向かう最中に、ブリーは自分の自殺未遂の経験を話し、自分勝手なことだと気づいた、もし、命を絶ったら、これまでの思い出がなくなると説教する。
ロイにまでそんなつらい思いをさせていいの?と言われ、マクラスキーさんも納得。
ロイに、人生をまっとうしてほしいんだと言われる。


■ 伝えきったあとに…

マイクが銃を持っていたため、スーザンは訳を聞き出し、警察に警護を依頼。
マイクが事情を説明するが、警察からは、ヤミ金を使うのも人を殴るのも違法であり、近所の家に押し入った直後に電話したら逮捕できたと言われる。
スーザン、警察も自分が言った通りで、危険に足をつっこんでいるマイクに怒っている。
現時点では、パトロールの強化しかできない。

スーザンが、レネの家にベンを探しに行くと、マイクが守ってくれたことをレネが話し、あんないい男はいないと言われる。

家の前で腰を下ろしているマイクの隣にスーザンが座り、話しかける。
「ちょっと話しがあるの。
あなたへの怒りって続かないのよね。
その理由を考えてみたの。」
と、マイクの逃げないところをすごいと思っていて、絶対に困っている人を放っておかない理由を尋ねる。
マイクは、幼い頃、母親が父親に殴られているのを見ても何もできなかった来た経験からと話す。
BGMが哀しくなって来る〜

マイク「俺にも怖い事がある。
こんな口べたなやつだから、
ちゃんと伝えきっていないこと、
どれほど愛しているか。」
スーザン「それは・・、ちゃんと伝わっている。
…、ごはんの支度しなきゃ。」

幸せな、これ以上のほのぼのはないというくらいのその時、ヤミ金業者の車が近づく。
銃を向けられ、とっさにマイクはスーザンを家の中へ押し込む。
銃声。
倒れているスーザンが見える。
撃たれたのは…、やはりマイクだった!

(BSプレミアム  2013年7月18日(木) 午後11時15分~翌午前0時00分 )

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