2013年7月28日日曜日

[デスパレートな妻たち 8] 第17回 「さよならの向こう側」 Women and Death


マイクの死後、友人たちは駆けつけ、スーザンを思いやり、そして、自分の最愛の人を思いやる
便利屋のイーライが亡くなった時と同じ形式で、それぞれの思い出を語るエピソード
 [デスパレートな妻たち 5] 第13回 「ほほ笑み返し」 The Best Thing That Ever Could Have Happened
この「ほほ笑み返し」は、デスパの中でも、大好きなエピです!

マイクのお葬式。
♫アメイジング・グレイス♫を歌うヴァネッサ・ウィリアムスを決してアップにしないところがすごくいい。
契約の問題とかもあるのかもしれないけど、あくまで主役じゃなくてという控えめ感があって。
特に、レネは、自分を守るためにマイクが犠牲になったと、ものすごく責任を感じて、お葬式にも行かないと着替えてもいなかったくらいなので。


今回は、自分達の最愛の人との思い出、マイクとの思い出を、それぞれ回想している。




■ ギャビー

カルロスとの結婚式のためにウェディングドレスを試着。
その値段の高さを指摘されても、
「いいものは高いの!」とギャビーの理論w
カルロスの母と何かと対立しているが、カルロスは、あの笑顔のためならとギャビーの味方。

また、ホワニータとセリアの看病でくたくたのギャビーが、キレた時も、仕事で多忙なカルロスがギャビーに代わって子どもたちの面倒を。
「こっちの方が大事だ。
言っただろう?
ずっと大事にするって。」
それがカルロスの誓いだから。

カルロスも、マイクは親友だったと偲んでいる。
人のために死んだマイク、自分も人のためになる仕事をしたいと決心は固い。

カルロスのリハビリ中、マイクが訪ねて来てくれた時、
「俺もリハビリ施設にいたから、よくわかるんだ。」
と、ギャビーに帰れと言うカルロスの態度について説明する。
カルロスは、ギャビーとといると、自分のふがいなさを思い知らされる、稼ぎ手としてやってきたから、君に見限られたら捨てられるんじゃないかと不安を感じているのだとマイクは言った。
カルロスに怒っていたギャビーも、マイクに説明されて納得。

ギャビーは、
「いい人だった。
あなたも。」
と、カルロスを見つめる。
そして、自分が間違ってたことを認め、
「それであなたが幸せになるなら、カウンセラーを目指すべきよ。」
と、今の仕事を辞める事に、ついに賛成する。


■ リネット

マイクの葬儀に行く前、リネットはトムと悲しんでいるのに、ジェーンが現れ、リネットに追い打ち。
ジェーンが行かなくてもいいじゃん!

スーザンとマイクの結婚式の写真を見て、リネットはトムとの初デートを思い出す。
若かりし頃のリネットとトムのヘアスタイルが、可愛いww
70年代風?というか、長髪のトムが若々しく見えるぞw
リネットの前髪は、逆にキャリアウーマンっぽいw

ウィステリア通りの家は、トムが双子を妊娠中のリネットに買ったサプライズ・プレゼント。
君の夢のマイホームの条件にぴったりだったからと、いきなり家を買ったトムを、リネットはたしなめている。
「それでも、ちゃんと相談してくれなきゃー。
二人で話し合って決めることでしょ?
マイホームには、こだわりがあるから。」
とリネットは渋っている。
それでも、初デートでリネットが言っていたことを覚えていたトムは、
「君の長年の憧れ、白い木の柵もある。」
「一目で君が気に入るってわかってたから。
君のことならお見通し。」
と絶対の自信。
リネットも、ポーチでレモネードを飲みながら、子どもたちが遊んでいるのを見守るという夢にうっとり。
そうそう、ホントに、今でもリネットのことを一番わかっているのはトムなのに・・・。

そして、つい最近のこと、マイクがトムの引越しを手伝いながら、リネットにアドバイス。
「あっさり引き過ぎだ。
君とトムは別れるべきじゃないと思う。
経験者だからわかるんだ。
どちらも相手が折れて、より戻そうって言ってくるの待ってるんだ。」
リネットが、怒ってるから無理だと反論すると、
「収まるの待って手遅れになったら、どちらも悲劇だ。」
とマイクに言われた。

葬儀で、ジェーンといっしょにいるトムを見て、マクラスキーさんが気にしちゃダメだとなぐさめる。
これは、マクラスキーさんにしか言えない、というか、若い友人には言って欲しくない言葉だなー。
しかし、リネットは、マイクの言葉を思い出し、私が腹を決めたから、そう長くは続かないと、きっぱり。


■ ブリー

ブリーは、幼い頃から、母に”仮面”の付け方を教わっていた。
主導権を握られないように、感情を人に隠すためにつける”仮面”。

当時のレックスが、ブリーに抗議している。
「お決まりの顔、貼り付けて、心のうちを僕に隠す。
こっちはびくびく過ごす。」
ブリーは、男をそういう気持ちにさせるんだよな、今も昔も。
でも、実はそれは、レックスに対するやきもちを見抜かれないための”仮面”をかぶったブリー。
全部さらけ出して大丈夫だってと言われ、顔を赤らめ、ギャビーにやきもちをやいていたことを告白すると、あんなことで傷つくなんてとレックスに大笑いされる。
母は鋭い人だったと、ブリーはそこで思い出していた。
久しぶりのレックス、名前が出て来なかった!
でも、やっぱりブリーは、”ホッジ”じゃなくて、”バン・デ・カンプ”だよなー。

オーソンが警察に例の事件の真相を通報したため、ブリーは事情聴取に呼ばれる。
そこで、力のある男を御してきたことや、御し方を学んだことを思い出していた。
自制心を忘れないように、母にしつけられたブリーは、警官も驚くほど、品位を保ち、殺人の疑いを否定する。
しかし、取調室で出されたマグカップから指紋を取られ、それが、ラモン・サンチェス(アレハンドロ)の遺体の指紋と一致した!
崖っぷち!!!!


■ スーザン

スーザンは、マイクとの結婚式のことを思い出していた。
俺も幸せだというマイクに、スーザンは、詩を捧げて欲しいと甘える。
仕方ないだろう、口べたなんだからとマイクは言いつつ、スーザンのリクエストに答え、詩を読む。

また、弁護士のボブに頼んで、マイクが遺言書を用意したときのエピも。
不吉だと言うスーザンに、マイクは、万が一の時に、スーザンとお腹の中のMJが路頭に迷わないように保険がほしいんだと言い、スーザンも納得。

スーザンとマイクとMJが3人で、ファミレスでいかにもアメリカンなハンバーガーを食べている。
天国はどこかというMJの無邪気な質問に、マイクは、最高に幸せな場所、愛する人とハンバーガーを食べている、ここが天国だと教える。


■ マイクの死が教えてくれた大切なこと

マイクの葬儀に、ボブはいるけどリーはいませんね。

葬儀後、スーザンが、これからの生活に不安をもらし、それに対して友人たちが励ます。
MJがリトルリーグでピッチャーをやることになっている
 →ギャビー:カルロスを教えに行かせる
車のタイヤ交換をどうするのか
 →リネット:私の車、まだトムが見ているから、お宅の車も見るように言っておく
 ブリー:私たち、出来るかぎりことをして、あなたを支えて行くから

マイクの死、悲しすぎるけど、メアリー・アリスの言う通り、大切なことも教えてくれました。
”死は奪うばかりではなく、生きている者に、何が大事かを教えてくれる
もらい尽くしたらお返しせねばならない事(→ギャビー)と、
素直にならなければ大事な人を取り戻せない事(→リネット)、
自分の原点が何かを思い出す事(→ブリー)”

BSプレミアム  2013年7月25日(木) 午後11時15分~翌午前0時00分 

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