2010年7月3日土曜日

[デスパレートな妻たち 5] 第13回 「ほほ笑み返し」 The Best Thing That Ever Could Have Happened


今回は泣ける話です。

便利屋のイーライは、健康上の理由で、スーザンの家の屋根の修理を最後に引退するつもりだった。
しかし、その作業中に、屋根の上で心筋梗塞をおこし、亡くなってしまう。
みんなでお花を出そうと話しながら、誰もがイーライに助けられたことを回想する。


■ ガブリエル

ガブリエルは、華やかなモデル生活から郊外のウィステリア通に越してきて、出張の多いカルロスの帰りを待つ生活に、不安と不満でいっぱいだった。


イーライはガブリエルがみんなのポーカーの会に加われる様、計らうが、ガブリエルは自分は一般人とは違うという高慢な態度で、最悪な印象を与えてしまう。
イーライは、それをたしなめる。
反省したガブリエルが、再度、みんなの前に本当は友達が欲しかったと現われると、暖かく迎えられた。

今、こうやって、みんなでポーカーの会を楽しめるのはイーライのおかげだったのだ。ガブリエルが、お花は、みんなの名前でうちがもつとまで言うほど感謝をしていた。


■ ブリー

前夫に主婦業をバカにされ、本を出そうとして書きためていたレシピを、ブリーはゴミ箱に捨てる。
水道修理中だったイーライは、ブリーの悲しみを見て、そのレシピを大切にとっておいた。
そして、夫の葬儀後のブリーに、いつか役に立つとわたす。
ブリーの今があるのも、イーライのおかげだった。


■ リネット

リネットは3人の男の子の子育てを必死にこなし、ついに復職のチャンスをつかむと、待望の女の子の妊娠を知る。

リネットは、破水しても仕事の確保の電話をし、出産後もすぐに復帰しようと奮闘。
ある日、上司と電話しながら車を降り、話に夢中になり、生まれたばかりのペニーを車内に置き去りにしてしまった。
向いで作業中のイーライが、すぐに気づいたからよかったものの、30度を超える暑さの中でのとんでもない失敗に、リネットは呆然とした。

今、ポーカーの会に、宿題を見てとリネットを呼びに来たペニーを、リネットは帰そうとしたが、当時のことを思い出し、あわててペニーを追いかける。


■ スーザン

2度の離婚のたびにイーライに鍵を替えてもらっていた。
別れに号泣のスーザンに、イーライは、スーザンは自分のヒーローだと言う。
イーライは、恋愛なんてたいしたことじゃないと思ってたが、いつも一生懸命で、失敗しても向かっていくスーザンを見て、自分はちゃんと向きあっていなかったと反省したと話す。
スーザンも、数多くの男性と付き合ってきたが、一番ちゃんと付き合えたのはイーライだと懐かしむ。
そして、屋根の修理が終わったら、引退祝いをしようとワインを買いに出かけたのだった。


■ イーライの人生を変えたのは?

フェアビューの誰もが、イーライにやさしくされていて、葬儀にたくさんの人がかけつけた。
しかし、イーライの人生を変えたメアリー・アリスはいない。
仕事がなかったイーライをみんなに紹介してくれた、メアリー・アリスは自ら命を絶った。
その時、イーライは自分は人のために、人の人生の修復の役に立つ行動をすると誓ったのだった。

ちょっと特別な100回記念エピソード。
いい話でした。
「ほほ笑み返し」という邦題がぴったり。
撮影はどうしたのかが、気になる~。
昔の髪型、昔撮っておいたわけではないと思うし。


NHK BS2 2010年6月30日(水)午後11時00分 放送

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