MY FAVORITE: [デスパレートな妻たち 5]　第16回「夫婦の力学」 Crime Doesn’t Pay

■　オーソンの困ったくせ

オーソンは、ブリーの尻に完全に敷かれ、仕事上でもかなわず、歯科医師の免許がなければ、誰も敬ってくれないと、しみじみと感じている。

近所の人にもさわやかにあいさつし、”いい人”でとおっているが、実は、オーソンにはくせがある。
自分がぞんざいな扱いをされると、その人のものを盗むということは誰も知らない。

■　トムの店じまい

不況で、トムは、7年間続けた店を閉めた。

店の什器などの売りつくしセールを行ったが、足元を見られ、買い叩かれたため、機嫌が悪い。

そこへ、空気を読めないオーソンがやってきて、自分も仕事を辞めた経験があるから気持ちがわかる、力にになりたいと言うが、トムは反発する。

店の閉店は、不況や息子の冤罪が原因で、オーソンの歯科医師免許剥奪とは異なると。

それに対し、オーソンはトムは無礼な奴だと、怒りかかる。
さらに、トムが祖父から受け継いだ、売り物ではない塩入れを、そっとポケットに入れる。

■　リネットには対抗意識を燃やすトム

売り尽くし後、リネットは、ブリーに出資してくれたお金を返す。
リネットは、もぬけの殻のトムに、一刻も早く仕事に就いて欲しいと思っている。

ちょうど、出版社で宣伝が出来る人を探していたとブリーが言うと、即、リネットは、夕食のセッティングを頼む。

しかし、まだ気持ちの切り替えができないトムは、事実上の面接というのに、気のない返事で、リネットをイラつかせる。

仕事の内容を聞くうち、リネットは、自分もかつて広告の仕事でかなりのもので、トムのボスだったとアピールを始める。

すると、目が覚めたトムはネクタイを締めなおし、別人のように猛アピール。

■　存在感の薄いオーソン

そんな時も、オーソンは蚊帳の外。

名前さえも覚えてもらえない。

思わず、出版社の人のボイスレコーダーをオーソンがポケットに入れ、ブリーに見られる。

こんな盗みが続くオーソンにあきれるブリーだが、オーソンは、まるで子どものように、あいつが悪いと言う。

確かに歯科医の時は、ブリーが惚れるような理知的で大人な男性だったはずなのに・・・・。

■　キャサリンの思いを汲むスーザン

マイクがキャサリンの家に越してきたパーティーに、誰もの予想を裏切り、スーザンが出席。
みんな驚く。

スーザンは、マイクの趣味とは合わないが、唯一気に入ったマイクの持ち物は、海の絵。
それは、新婚旅行で訪れた海を、スーザンが描いた絵で、暖炉の上に飾っていた。

それを知ったキャサリンは、掃除中に落として割ってしまったと、誰もがよく使う嘘で、絵を外してしまう。

スーザンは執念で倉庫を探し、額は割れていないとをマイクに訴える。

マイクは、キャサリンに、嘘をついたことをたしなめる。

キャサリンは、スーザンを恨み、自分の気持ちをぶつける。

マイクは再婚で、向かいに元妻と子どもまでいるが、暖炉の上くらいはまっさらなものを飾らせてと。

スーザンは、キャサリンの気持ちを汲み、元夫婦の問題だからと言って、家にずかずかと入り、絵を返してもらうと持って行く。

一見、ありえない行動に見えるが、キャサリンはスーザンがわかってくれたと、再び友人を見る目で微笑む。

■　デーブの過去を調べるイーディー

イーディは、デーブの過去を知る神父がいる教会へ行き、デーブについて尋ねるが、神父は口止めされているため、語らない。

しかし、デーブの本名がわかり、イーディはネットで調べ始める。

■　ガブリエルが巻き込まれた事件

ガブリエルは、カルロスの会社の社長ブラッドリーから、不倫の口止めに、多額のボーナスを得た。
ところが、だんだんエスカレートし、浮気のアリバイ作りにまで利用させられる。

ついに、そこまでしてお金はいらないと、ガブリエルにしてはまっとうな発言。

カルロスは、喜ぶ。

しかし、ブラッドリーは、浮気ではなく本気だと、妻マリアに告げる。

マリアの電話で、ガブリエルとカルロスが駆けつけると、マリアがブラッドリーを刺し殺した後・・・。

ボーナスが入ってから、再び急にきれいになったガブリエル。

ブートキャンプで痩せて髪を伸ばしただけではない、突然の変化

NHK BS2　2010年7月21日（水）午後11時00分放送

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