2012年2月26日日曜日

[グッド・ワイフ2] 第20回「原告は独裁者」 Foreign Affairs

■ アリシアがコメントしないと



投票を明日に控え、わずかにリードのフロリック陣営.

しかし、ウェンディの夫と子どもたちがテレビ出演し、中傷に傷ついたことを語るという"逆転ホームラン"をくわされる。

今まで、沈黙を守ってきたアリシアを引っ張り出すしかない。
コメントしないことが、夫を許していない”答え”になってしまう。
イーライも”お願いはしない”約束を守ってはいられない。
”夢見る”ウェンディより、現実を見据ることができるピーターの方がいい判事になると、イーライはアリシアを熱心に説得。

アリシアは、インタビューに応じることはできない。
選挙に関わらないという約束以外に、1年かけて準備してきた訴訟のトラブルで、とても仕事を休める状態ではない。


■ アリシア、インタビューに応じる

ところが、突然ダイアンから呼ばれ、今日の午後は休むように言われる。
罰ではないと言うものの、アリシアは、ダイアンへ指示したのはイーライかと疑い、怒りの電話。
私も、イーライかと思ったよw。
疑ってごめんよ〜!イーライ・・・。
実は、民主党委員長フランク・ランドーの仕業。
ダイアンにそれを確かめると、アリシアは、ちゃんとイーライに謝罪し、インタビューに応じる。
「まだ、間に合うのなら。」
という控えめな言い方がいいねー。
イーライもありがとうと、にっこり。

インタビュアーの想定質問をイーライがアリシアに事前指導。
↓聡明な”グッド・ワイフ”っぽい素敵なスーツ

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(NHKBSプレミアムより筆者撮影)
子どもたちのことを聞かれると、さすがにアリシアも言葉がつまる。

本番では、アリシアは堂々、インタビュアーの質問もかわし、好感度急上昇
ウィルは事務所で、グラスを傾けながら、そのテレビを見つめている。
ほらー、タミーもいい子だけど、やっぱり、アリシアでしょーw

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(NHKBSプレミアムより筆者撮影)
良い夫だと、堂々と答える”グッド・ワイフ”、アリシア。
そこへ、カリンダ。
ウィルは、自分はアリシアを素晴らしい女性だと思っていることは伝わっていると言うのに対し、カリンダは、(思ってるだけでなく)言って欲しいものだとプッシュ。
ウィルに、今日はどうしたんだ?と不思議がられるぐらいに・・・。
まさか、カリンダがピーターに未練、なんてことはないよね?!

選挙後を見据え、アリシアは新しい家の下見。
ハイランドパークの家と同様の素晴らしい住宅。
240万ドルを210万ドルにできると言っていたけど、アリシアもいい家だと表情が和らぐ。
今のマンションが、狭いと言っていた意味がよくわかる・・・。


■ 元俳優の弁護士

掘削会社のラテン・スターは、ベネズエラの石油掘削施設を完成させたが、納期が遅れたからと、発注元のプラタコ・スティルマン社は支払っていない。
1年以上にわたる訴訟で、原告は心筋梗塞で倒れた。

そこに、ラテン・スター社をベネズエラの国有化にするので弁護も引続ぐと知らせに来たのが、チャベス大統領の代理人(フレッド・ダルトン・トンプソン)。
かつて、地方検事役でテレビドラマにも出演していたこの元俳優の弁護士には、あのレスナー判事も、ミーハー心を出し、”若者に希望を与えてくれた”とヒーロー扱い。
いくら、ウィルが、”私の意見では”と、例のレスナー判事用の決まり文句を口にしても、効き目なし。
大統領の都合で、法律でさえ変えてしまうベネズエラに、ウィルが、「これじゃまるでウディ・アレンの映画だ」と・・・。


■ ナタリーの活躍

チャベス大統領とのテレビ・カンファレンスで活躍したのが、ナタリー。
デイトレードの経験を発揮し、書類の不審点をチェックしただけでなく、スペイン語の通訳としても大活躍。
ナタリーは市民権を得るため、イーライの口添えで、臨時インターンとして、アリシアのアシスタントを。

臨時なのに、カナダから帰ってきているボーイフレンドのアンドレが、オフィスで仕事が終わるのを待っているというのが、日本じゃ考えられない・・・!
そして、その若造に、イーライが、”年が離れすぎている”なんて言われちゃうのも・・・。

結局、ナタリーは、この時の活躍から、通訳としてワシントンDCへ。
イーライに、他の時に会いたかったなんて言い残して…。
  

■ アリシアが知ってしまう


カリンダは、アリシアに秘密を話そうとする。
ケイリーは、その前に、たまには自分の頼みも聞いて欲しいと、ピーターに口添えを頼む。
検事局に残りたいのか〜…。


開票が始まり、ザックとグレースを連れて、選挙事務所に現れた”フロリック夫人”も、乾杯をしながら楽しい基部になっている。
フランクが、イーライに次は上院選だと言っているが、イーライは大きな仕事を成功させたわけだ〜。


そこに現れたのが、検事局の調査員アンドリュー・ワイリー。
悪いニュースじゃないと言いながらも、ピーターが寝たという同僚の名前は検事局にはなかった、リーラという人間はいない、彼女を知っているか?と聞く。
凍りつくアリシア。
ちょうど、当選確実が出て、パーティーが始まったところ・・・。
アリシアが、泣きながら一人立ち去る・・・。 
NHK BSプレミアム 2012/2/24(金)23:00放送

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