2011年12月11日日曜日

[グッド・ワイフ 2] 第10回「引き裂かれる愛」 Breaking Up


■ ケイリーが使った手とは・・・

ロックハート/ガードナー事務所の上顧客、マーフィー・ゴメスの訴訟は常に最優先。
そのマーフィーの息子、ジョナサンの薬物所持の件をアリシアが担当する。

ところが、薬物所持は表向きで、検事補のケイリーは、売人が、薬局の強盗殺人だと証言させようとしている様子。
強盗に驚いた薬剤師が銃を向けたため、売人が薬剤師を殺したところを見たと。
しかも、売人とは、大麻薬組織のビショップの一味。
証言が危険なことは明らか。


しかし、それもひっかけで、ジョナサンと恋人のアレクシスには、その強盗殺人容疑がかかった。
ケイリーは、すでに死んでいるビショップの一味の写真を見せて、ひっかけ、それを知らない二人は見たと言っていた。
ふたりは、ロースクールを目指していて、試験のために、飲めば起きていられる薬を買いに行ったと言っていたが、アリバイも崩れてしまう。

ケイリーは”囚人のジレンマ”を使う気だ。
仲間を売った方が8ヶ月、強盗殺人は25年の刑期、早い者勝ちだ。
企業がそろって値引かなければ値崩れしないのに、いつ、値引きをしかけるか、などとも共通するあれですね。


■ 愛は引き裂かれてしまうのか

ジョナサンとアレクシスの愛は深く、お互いをかばいあっている。
ケイリーが、25年の刑期の前では愛はしぼむと、言葉巧みに二人を追い詰める。
いつまで、かばいあえるか。
ウィルまでもが、アレクシスの通話記録をジョナサンに見せ、これだけ他の男に電話し、浮気している彼女のために自分の人生を棒にふるのかと脅す。
妊娠したアレクシスが、産婦人科医に何度も電話していただけなのに。

ふたりは、薬局に押し入り、驚いた薬剤師がジョナサンに銃を向けたため、アレクシスがジョナサンを助けるために引き金をひいたというのが真相の様子。
ジョナサンは父親の説得にも応じず、アレクシスとお腹の子を守るため、自分が撃ったと自白。

若者たちの深い愛を引き裂いただけでなく、依頼人を守れなかった事務所は、大事なクライアントも失うことになった。

初めは、二人の弁護を事務所で引き受けていたが、ケイリーの裏工作により、アレクシスの弁護はホブソンに。
この男、第5回 聖人の素顔で、ジョー・ケントの弁護士で、ウィルと殴り合ったチンピラ弁護士だと思うけど・・。


■ オーウェンは、姉のことをよくわかっている

アリシアの弟、オーウェンが、ケビンと別れ、アリシアのオフィスに2週間早く戻った。
姉のことを、弁護士としてどうかと初対面のウィルに尋ねると、すごく有能だとウィルが褒める。
すると、「それ言わないで。自分が期待に応えているか不安だと、力を発揮する。」
とオーウェン。
姉のことをよくわかっている。
しかも、愛を情熱より長持ちさせるのはすごいとも。
アリシアも、この弟のことを理解している。

アリシアのマンションで、オーウェンは、ジャッキーと赤ワインを飲みながら語り合っている。
生まれつきのゲイだったというオーウェンに対して、ジャッキーは、そんなにいいものなら、自分の意志でゲイになったと言えばいいと言う。

ジャッキーは、グレースが部屋でシャノンと手を握り合っていたことを、非情に気にしている。


■ 独立を急ぐダイアン

ダイアンは自分の事務所の立ち上げを急いでいて、アリシアも誘う。
ウィルとデリックは自分を追いだそうとしていると言い、それを、女をと強調する。

何も知らなかったウィルだが、タミーを通じて、ダイアンの企みを知る。
ウィルは、ダイアンに、君は周りが敵だって思えていないとハッピーになれないと激怒し、即、クビにすると言い放つ。

今週もイーライの出番なし。
(´・ω・`)ショボーン。 
NHK BSプレミア 2011/12/9(金)23:00放送

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