2011年11月12日土曜日

[グッド・ワイフ 2] 第6回「華麗なる駆け引き」 Poisoned Pill



Michael J. Foxが出演!
楽しみにしてました!
なんといっても、昔、昔、ファミリー・タイズが大好きで。
”パートリッジ”とともに、海外ドラマにはまるきっかけとなったドラマのひとつ。



マイケルは、遅発性ジスキネジアの症状を利用するだけでなく、ありとあらゆる駆け引きを使う、手強い弁護士ケニング役。

■ 製薬会社への集団訴訟

抗うつ薬エルバタイルによる自殺の集団訴訟のテストケース。
事務所では、夫を殺害し、自分も自殺をした女性を選ぶ。 

しかし、自身のハンディキャップを利用して、製薬会社は人を救うと思い込ませようとする、ケニングのやり方は、ナイホルムくん同様、本当にイラッとする。
あきれるアリシアが異議を唱えると、
「怖いなあ、そこまでひねくれて考えるなんて。」
とトボける。 
専門家を証人とするやり方で、プラセボより自殺傾向が3倍強い等の主張だけでは、なかなか難しそうだ。

Dr.のSSRIについての説明、面白い。
”列車の操作場に例えると、 
SSRIは車掌
セロトニンの吸収率が線路で
5HTT遺伝子は、石炭” 

ケニングにより、自殺した女性の娘と殺された義父との関係や、自殺ではなく、夫の浮気に対する嫉妬などつかれたことによって、事務所では作戦の立て直し。
ウィルは、医学的な「真実」じゃつまらない、事実をどう料理するかが重要だと言う。
脚色も時には必要、ドラマチックに盛り上げよう、このままでは負けると
(実際、ケニングは医学的説明部分で、わざとあくびをしている)。
ウィルの話にピンときたアリシアは、”セクシーな話に持っていく”ことを提案。
エルバタイルの副作用の一つに、女性の性欲亢進があったはずと報告。


■ ブレイクとカリンダ

ブレイクとカリンダは、それぞれ秘密をかぎまわっている。
カリンダは先回りし、国選弁護人のドナを、4ヶ月ぶりに訪ねる。
ブレイクに余計なことを言わないようにと釘をさすが、ドナはそれだけなのが気に入らない。
カリンダは、この瞬間を楽しむだけ、明日は明日、掛け持ちしちゃだめなの?とつれない。


■ グレースも応援したくなるウェンディ

どこを探っても、クリーンなウェンディは、着実に貧困層の支持を集めている。
なんと、グレースまでもが、ウェンディの対話集会で応援し、
ウェンディの主張は納得できる、シカゴは腐敗しているとコメント。
ケータイビデオで、それを見せられたイーライは倒れそうに。 

グレースに、 
「思っていることも言えないの?」
と言われても、 
「家で話せばいいじゃない」
と冷静に切り返す、母親アリシア。 
  

■ イーライの”華麗なる駆け引き”

あのトラッカーは、イーライが監視のために雇ったものだったのか〜。
久々に、イーライの有能な、華麗な選挙参謀ぶり! 
非の打ち所が無いウェンディが、豊胸手術に大金を使っていたことを突き止めると、自分達がそのまま使うのではなく、チャイルズ側にネガティブなビデオを作らせる。
ピータの事務所にチャイルズのスパイが潜り込んでいることが分かっていたので、いつか利用してやろうと手ぐすねを引いて待っていたのだ。
案の定、イーライが、チャイルズの選挙参謀スタージェスに電話すると、スパイの電話が即、鳴る。
この少年に、わざと、ウェンディの豊胸手術の証拠のコピーをとらせる。
ピーターがネガティブキャンペーンを嫌うとはいえ、見事なイーライの”華麗なる駆け引き” 。


■ ウェンディの”華麗なる駆け引き”

しかし、チャイルズ側が作ったビデオがネットで流れても、ウェンディは平然。
実は、乳がんで乳房切除後だった。
もっと語るべき問題があったからと、あえて個人的なことを言わなかったウェンディの”華麗なる駆け引き”

グレースは、ますますウェンディのファンに。
オバマ以降、若者は政治がなんだかカッコイイと思っている。 
そして、 このネガティブなビデオが父側の仕業ではなかったことにほっとしている。


■ 気をつけるように・・・

検事局のケイリーのオフィスを訪ねたカリンダ。
古巣に戻ると思われると、ドアを閉めようとしないケイリーに、
なぜかとカリンダが尋ねると、 
「カリンダだから」
とケイリーは( ̄ー ̄)ニヤリ。 

カリンダの目的は、ブレイクを調べてもらうこと。
ブレイクがボルチモアで、行っていた2つ目の仕事。
ギャングの保護、守っていたのは、ボルチモア一の麻薬組織。
逮捕されたが起訴されていない件がケイリーの目に止まった。
それは、ボンド法律事務所の計らいによるものだった。
カリンダに気をつけるように、ケイリーが言う。 


■ ケニングの”華麗なる駆け引き”

ウィルが密かに、証人のDr.ブースについてブレイクに依頼。
そこから、3,500万ドルの勝利。
そのうち、700万ドルが事務所に入るので、祝っている。
ブレイクが、そこへドナを連れてカリンダに仕返し。 
ケニングも現れ、自分は負けていない、9,000万ドルの若い訴訟を逃したのだと言う。
実は、製薬会社は、5,000万ドルに下げたがっていたのを、ケニングが、3,500万ドルで手を打たせた。
ケニングには150万ドルと、会社の株が安く手に入ることに。
ケニングの”華麗なる駆け引き”見事!! 
次回の予告、イーライがウェンディの選挙参謀に誘われているぞ!!!  
NHK BSプレミア 2011/11/11(金)23:00放送

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