2011年12月4日日曜日

[グッド・ワイフ 2] 第9回「9時間」 Nine Hours 


カリンダが気になってしょうがないザック。かわいい!
わかっていて、
「ハ〜イ!私よ。」
と、ずかずか、家に入ってくるカリンダは、ザックには手の届かないお姉さん。

■ 見逃している点は?

土曜の朝、アリシアは、自宅マンションで、シャノンが作ったフレンチトーストをグレースと食べている。
そこへ、控訴裁判所の書記官が、「追加の書面提出はないか?」と電話してきた。
アリシアは、10年前に妻への嫉妬から放火殺人を犯したとする死刑囚カーター・ライトの、死刑執行停止の申し立てをしていた。
書記官は、おそらく、ルールを破って、事務所が見逃している点を教えてくれた。
とっさに、アリシアは、確認してかけ直すと言い、ウィルに電話。
ウィルは、顔色を変えて車を止め、カーターのもとに行っているダイアンに電話。
ウィルは、オープンカーのハンドルを左手で握り、音楽をガンガン鳴らしながら、休日を満喫していたのですが、なかなかカッコイイ。
急遽、書類を調べ直すことに。
リミットの9時間で、死刑囚を救うのだ!


■ 死刑執行延期へ

死刑執行直前のカーターの面会時間内に、ひとめ、娘を会わせようとするダイアン。
使用するチオペンタールNaが期限切れとの情報から、死刑執行延期に持ち込むウィル。
事務所が一丸となって、冤罪のカーターを救うために必死だ。


カーターの最後の面会時間を延長しても、エイボンから駆けつけた娘が間に合わず、面会が許されなかった。
見かねた所員が、ここを通るときに一瞬見えるから、ここにいるように、と告げる。
鉄格子越しに、ほんの一瞬、父を見送る娘。
10年前にはほんの幼児だった娘だ。
こういうところで働くって、大変な仕事だなあ・・・・。

書記官から電話のそばにいるようにと言われ、120km離れたところで、もうすぐ死刑執行されそうなカーターのために、自宅でアリシアはカリンダと必死に調査している。
緊迫感の中、ひと休みする場面。
最近不思議なことが続いているけれど、深刻にとるのはよそうと思っていると、アリシアがカリンダに言う。
そして、カリンダには、ブレイクに何を握られているのかと聞く。
「私は、自分の人生が嫌で変えたんです。
それを知ってブレイクは牽制しているんです。」
と、意味深。

こんな時に、ふっと浮かぶのは・・・・。
電話で、ウィルは、
「無力でいやになる。」
と言っている。
ここで、思い出すのは・・・・、
この時も、無力感にさいなまれるウィルに、あなたはよくやっている風に、声をかけ・・・・・。

「今度ゆっくり話さない?時間を作って。」
と、例の、削除された留守電のことを、ウィルの気持ちを聞きたいのでしょう。


■ カギはケイリー

カリンダが集めたこの書記官の情報の中で、2008年にイノセンスプロジェクトにいたと聞くと、ケイリーも同時期に参加していたと、アリシアが気づく。
イリノイ州ではなく、インディアナ州の例だから、検事補としても問題にならないと協力を仰ぐが、もちろんケイリーはつれない。
そこで、イノセンスプロジェクトの代表でケイリーの父親の友人でもあるバリー・シェックに、ケイリーに電話してもらい、協力をとりつける。
この登場場面が、いかにもの特別出演ぶり〜。
おもむろにサングラス外したり・・・。
彼からの依頼だと、さすがのケイリーも、即、言う事を聞くところもすごい。

ケイリーのヒントによって、当時と見解が変わった放火の科学捜査官を探すことに。
今回のケイリーはカッコイイ。
休日だからか、ヘアスタイルも、毛束を少しづつ立たせた今どき風。
事務所に入ってきた時なんて、スターのような登場の仕方で。
ホントに、検事局にやったのは惜しいよなー。


■ カリンダの迫力

浮上した放火の専門家のグロスマン博士を、フロリダへの移動途中、乗り継ぎの空港でカリンダが捕まえる。
ここでも、搭乗券もないはずのカリンダが搭乗口に。
カリンダがいなかったら、どーなっていたのか??
博士も、真実に気づいている様子なのに、かかわりを避け、立ち去ろうとする。
カリンダは、博士の搭乗券を取りあげ、
”カーターを死刑に追い込んだその間違えを訂正する必要がある”と、宣誓供述書にサインさせる。
迫力!!


■ ピーターを誇りに

そんな中、ピーターは、テレビで、奥さんは浮気をゆるしたのかと聞かれ、君には関係ないことだと、相手を突っぱねた。
アリシアも、痛快な表情。
父さん、格好良かったと、ザックも誇らしげにカリンダに報告。


■ 間違いは許されない

アリシアに、控訴裁判所のグレンドン判事から、電話がかかってくる。
事前に、アリシアはピーターに、控訴裁判所の判事で死刑執行停止に賛同しそうな判事はいないか、聞いていたけど、やっぱり。
カーターは無実ですと言い切るアリシアは、判事から、証人の専門家が意見を変えたことを言われる。
 アリシアは、
「私たちがする事の大半は不確かです。日々、正解と間違いの間で揺れ動いています。でも、一人に人間の命が懸かっているんです。間違いは許されない。」
と、必死に訴えた。

裁判所から死刑執行停止の通知があり、カーターと娘がしっかりと抱き合った。


■ 子ども達

ザックのガールフレンド、ニーサが、アリシアの仕事をたたえ、自分も弁護士になりたいのだと。
ニーサは成績優秀だとのことだし、ベッカよりガールフレンドとしては安心だけど、ザックはベッカも忘れないような気も・・・。

グレースは、シャノンの影響か、信仰に目覚めた?
今回は、イーライの登場がなく、残念。。。

NHK BSプレミア 2011/12/2(金)23:00放送

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