■ 三つ巴
ピーターの選挙戦は、あと6週間。
最後の討論会で、ウェンディは、不法滞在の子守を雇っていた事に対し
自分は母親で、子守が必要だったし、彼女が大好きだったと訴え、女性からの同情をかっている。
これに対し、チャイルズが、法の番人を目指す人が５年間法を破ってきたと批判し、支持率が下がる。
ピーターが台本どおり、しゃべるか、イーライがハラハラと心配。
ピーターは、ちゃんと台本どおりに若者に訴え、”刑務所”というキーワードも使い、支持率は急上昇。
■ ザックの活躍
ザックは、チャイルズがスウェーデン人の子守を雇っていたと聞き、ベッカの写真を思い出す。
演劇キャンプで、チャイルズ・ジュニアに付き添ってきたのは、違法のジャマイカ人だった。
さっそくイーライに知らせるが、イーライは食いついてこない。
ベッカは、自分が信用されていないからだと言う。
しかし、実は、イーライ、飛び上がりたいのを我慢して、隣のコピー室で、
「よし！！よし！！」と髪を振り乱し、歓喜。
（BSプレミアムより筆者撮影）
このコピー室、何かと役立ってる!！
そして、冷静になってから、名前は調べられるかな？と、ザックとベッカに、まだそれほど興味なさそうに聞く。
イーライはやっぱりベッカより一枚上手！
ベッカが、チャイルズ・ジュニアに色仕掛けで、名前を聞き出そうとすることも、それをジュニアがおかしいと思い、父親グレン・チャイルズに告げることも、チャイルズがその子守に金を渡し、ジャマイカに帰すことも、ちゃんと予期していた！
■ チャイルズを降ろす
ピーターは、チャイルズに、
「終わりだ。レースを降りてくれ。」
と言いに行く。
「人が絶対に許せないのは隠蔽だ。」
と、ジャマイカ人の子守に金を渡した時の録音があることを示す。
万事休すのチャイルズは、
「権力が欲しかったんじゃない、この手で社会をよくしたいんだ」
なんて行っているが、ピーターは、
「それができるのは自分だけだと思っているのか？」
と、静かに立ち去る。
大物政治家！
ついに、チャイルズが立候補を辞退する。
■ ジュリアスの裏切り？
ウィル、ダイアン、デビッド・リー、ジュリアスは、ボンドを追い出すためのパートナー弁護士の話し合いを控え、事務所の外での密談の回数が増えている。
厳寒のシカゴの冬、しゃべるのも大変・・・。
ダイアンは、票集めのため、スターンさん時代の高齢パートナー弁護士を取り込むなど、四苦八苦。
ジュリアスが、ボンドに、ウィルとダイアンが組んでいると漏らす。
デビッド・リーを追い出し、租税争訟部門のトップになることを条件に。
あのジュリアスが、裏切り？！とハラハラしたけど、実はこれも作戦。
ジュリアスに裏切られた時のボンドは、あんたはいけすかない、なんて言われて、ちょっと気の毒。
■ 不純な動機か？
チャムハム社（Google、Yahoo!のような会社）が、中国の人権活動家ユアンのインターネットのTPアドレスを、中国に引き渡したことで、ユアンが逮捕され、５年の投獄、拷問をうけたとの訴訟。
ユアンは、第二のマンデラか。
チャムハム社が言う情報の自由が、ユアンを５年間の投獄に追い込んだ。
アリシアは、エデルスタイン
ウィルのもとを訪ねたことを知り、ウィルの本当の目的を知ってしまう。
ユアンを助けることが目的ではない。
チャムハム社を中国から追い出し、エデルスタインが市場を独占する大きな目的が隠れている。
それをアリシアは不純な動機だとし、ゆくゆくは、エデルスタインも活動家の情報を当局に渡すのだろうかとウィルに尋ねる。
ウィルは、きっぱり、それが法だ、と言い切る。
ちょっとウィルに対して不信感を覚えたアリシア。
今回の訴訟の相手側のヴァイオラ（リタ・ウィルソン）から、うちの事務所に来ないかと誘われる。
ヴァイオラは、エデルスタインの証言録取をダイアンに依頼した、あの弁護士。
ちょっと面白い展開。
■ カリンダが心配
ケイリーが、カリンダの引越し先まで極秘情報を告げに来た。
表向きは弁護側調査員の汚職だが、チャイルズがカリンダに的を絞って、起訴状を用意しているとのこと。
証人が誰かは、さすがにケイリーも口にできない。
めずらしく、不安そうなカリンダ。
ケイリーは、
「ノーマルがいいの？」
と尋ね、カリンダにkissし、
「これがノーマルだ。」
今週のカリンダは、なんだか弱々しい。
カリンダのピンチを放って置けないケイリーは、なぜ転居通知を自分に送ったのだと聞く。
カリンダは、
「そうするのが普通だからよ。」
と。
アリシアにも、転居先を知らせ、やっと心を開いてくれたのかと喜ばれる。
今まで、住所も知らせていなかったのに・・・。
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