2014年2月1日土曜日

ホッチの苦悩を表すラストシーン [クリミナル・マインド 2] 第1話「地獄からの挑戦状(後編)」The Fisher King

シーズン1のファイナルでの前編、
”ルール”を重んじる犯人は、記者会見を開いたことで、ギデオンがルールを破ったと激怒する。
BAUメンバーの各自をよく知っている犯人を警戒し、ホッチは、エルをアンダーソンに送らせた。
しかし、家の前まで送っただけだったため、エルは自宅で待ち伏せしていた犯人に撃たれてしまう。
<後編の小ネタ>

▽ 管理職の指示
ホッチは、一瞬、部下のアンダーソンを怒ったが、すぐに、自分の指示が甘かったと反省。
アンダーソンは、責任を感じ、目を赤くしていたけど、その後の自分のやるべきことに徹し、決して”申し訳ありません”という場面は出て来ていない。
どっちもつらい…。




▽ アツい、モーガン
エルが撃たれたとの連絡を受けた後の反応に、性格が現われる。
J.J.「できることはなんでも。」
静かに電話を切る。
モーガン、車を引き返そうとして、J.J.に今やるべきことをすべきと、たしなめられる。

▽ 学がある母子
リードの母親ダイアナ・リード(ジェーン・リンチ:gleeのスー先生!)と同じ療養所に、犯人もいたことに気づき、慌てて母親をBAUに呼び寄せる。
母親の統合失調症はリードにも遺伝するらしい…。
一番若いリードが、聖杯伝説の円卓の騎士とみなされていた。
今回は、リードが大活躍。

▽ 生死の境で見るものは
瀕死のエルは、亡き父と会話を。
元警察官の父への最後の言葉をずっと後悔していたエル。
父は、そんなことには全く関係なく、エルを大きな愛情で見守っていた。
エルは安心し、現実の世界へ帰り、意識を戻した。
よかった〜。
これで何かあったら、部下を自宅に帰して失ったホッチがどれだけ苦しむことになるか!

ギデオンでさえ、犯人をおびき出すために記者会見を開いたことを、”エルならわかってくれる”とぶつぶつ言っていたし。

▽ ホッチの苦悩の表現
ラストシーンの演出、いいなあ。
エルの自宅には、犯人がエルの血で、壁に書いた”RULES”と文字が残っていた。
そこにホッチが一人訪れ、上着を脱いで、腕まくりし、バスルームで赤いバケツに水を入れ、壁を掃除…。
Dlifeより筆者撮影
これで、管理職ホッチの苦悩を表すって、すごい!
普通なら、デスクで苦悩の表情で、帰れと言った場面がフラッシュバックされそうなのに。
もちろん、壁に向かったホッチは苦悩の表情だったけど。
この場面、ずっと印象に残っています!

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