2010年1月8日金曜日

ER 14-12 「信仰」 Believe the Unseen



ルカとも子どもとも離れ、ひとり施設でのalcoholicのリハビリのため、休んでいたアビーの、現場へ復帰を認めるかの会議。
定期的に尿検査を行うなどの条件付きで復帰が認められた。


出席していたプラットは、自分は友達だと思っていたのに相談してくれなかったのは残念だとアビーに言う。
アビーはこのことは誰にも言っていないし、みんなクロアチアに行っていたと思っている。
アビーはプラットの優しさに深く感謝しながらも、
「自分は、人に助けを求めるのが苦手みたい」
「自分もプラットのことを友達だと思っているが、悪い友達だし、悪い医師、悪い妻、悪い母親だ」
と自分を責める。

翌日から、アビーはクロアチアに発つことになっていたが、ちょうどスカイが病欠、モリスもエスニック料理にあたり、人手不足のため、2~3時間ならと手伝い始める。
何も知らないスタッフたちが、「クロアチアはどうだった?」とアビーに話しかける。
ぎこちなく、「寒かった」などと言っていたアビーだが、友達であるニーラ達には嘘をつけない。
「実は行っていなかった」と告白すると、ジェリーが離婚のニオイがすると言い、噂になる。

スタッフのミーティングでみんなが集まっているときに、アビーは、アルコール依存症でリハビリをしていたと告白する。
正直に話したアビーに、みんなハグしながら、よくがんばったという表情で,温かく迎えるが、サムは
「仕事中も飲んでいたの?」
と問い詰める。
言葉につまるアビーに冷たい目を向け、立ち去るサムが気になる・・・・。

サムは、ゲイツに、サラとアレックスもいっしょにとデートに誘うが、ゲイツは牧師のジュリアとの先約があるため、次の機会にと言う。
ジュリアの兄に会ってという誘いには、気がすすまない様子のゲイツだったが、さすがになぐさめ上手なジュリアには癒されている。

数年前に亡くなった夫が話しかけて眠れないという年配女性患者が精神科を待つ間にカーテンの中で息を引き取っていた。
何かできることはなかったかと、ゲイツは後悔していた。
ジュリアは、ゲイツはやるだけのことはやったし、彼女にはきれいな娘がいて、愛する夫の待つところに行きたかっただけで、今、幸せなのだと話す。
ゲイツも気持ちが安らいでいる様子。

ERに、「助けてくれ!」と、殴られたDVの女性患者を抱いて運んできた男性。
交通事故で顔の半分を無残な姿にされ、顔を隠すために、いつもパーカーをかぶり、顔を出さないようにしていたらしい。
男性は、音楽を教えていたのに、この顔では子どもたちが怖がるのため、今はネットで教えることしかできないと寂しそうにつぶやく。
あまりに痛々しく、気の毒な男性にゲイツもサムも深く同情する。
さらに、骨折の処置などを終えて目覚めた女性患者は、彼が助けてくれたとも知らずに、気持ち悪い、近寄るなと酷い言葉をあびせる。
男性にとっては、いつものことのようだが、ゲイツは、彼は命の恩人だし、助けるときに彼もケガをしたのだと告げると、女性患者もやっと感謝の言葉を述べる。

火災で運ばれてきた少女は、里子で、火災の原因となったと罵られている。
家族からも馬鹿にされていたようだが、実は視力障害があることにアビーが気づき、検査する。
少女の母親は視力障害に全く気づいていなかったが、火災の原因は少女ではないことが判明するとやさしくなり、なんとか治療することにした様子。
よかった。
検査のあいだ、恐怖心を忘れさせるために、アビーは「大きくなったら何になりたいの?」と話しかける。
少女は「歌手かドクター」と言い、 ♫Beautiful♫を歌う。
上手い!
人の心に響く歌声。
少女の歌はアビーを涙ぐませ、「あなたに会えてよかった」を言う。

アビーは、悪い母でも、妻でも、医師でもないよ!

整形外科に行ったニーラは、ホッケーをかじったことがあったため、チームにいれてもらい、すんなりとけ込めた様子。
美人いとこのジャスプリートにまいっていたハロルドが、ニーラのアパートにいとこと泊まっていたというハプニングも。
ジャスプリートは父親から逃げるために、また旅立つ。
実はハロルドだけでなく、モリスも楽しい思いをしたらしい。
ハロルドとモリスは「お前も??」、「先輩も??」とお互いを指差し、顔を見合わせる・・・・(笑)。

復帰してほんとうによかったと抱き合うニーラに、アビーは、
「ルカとジョーに会いたくてたまらない」
と言う・・・。

2010/1/7  NHK BS2で放送

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