2012年5月26日土曜日

[デスパレートな妻たち 7] 第8回「幸せを数えて」 Sorry Grateful


■ 感謝祭は大きなイベント
レネでさえ、感謝祭どうする?とリネットのところへやってくる。
リネットは、
「いつもどおり、4時間ひとりで料理して、3時間ひとりで掃除して、8分で家族と食べつくす。」
とガレージで大皿を拭きながら答える。
リネット、エラいよ・・・。
7人家族の世話で目一杯なのに、ちゃんと感謝祭に向けて、ごちそう作って、とっておきのお皿を出してきてしまって・・・。
■ 仕事復帰したいリネットの育児に対する考えはスーザンとは異なる
リネットの家でシッターの仕事をしているスーザンは、ベビーカーにペイジを乗せて、家の中を12周しようとしている。
ペイジは揺らしているとおとなしいが、止まるととたんに泣くからだが、リネットは、今後のためにもそういう癖をつけてほしくない。
ネンネトレーニングと称し、一人寝ができるようにしたい。
最初は20分泣き続けるけど、翌日は10分になり、だんだん一人で寝られるようになると言う。

しかし、スーザンは、赤ちゃんがなくのをただ見ているだけなんてできない、それはズボラな母親がすることだと言う。
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(BSプレミアムより筆者撮影)
スーザンは、マイクがアラスカに行って以来、MJがパパを恋しがって泣くのと重ねあわせている。
また、シッターの勤務のため、感謝祭というのに、電話でマイクの声を聞くこともできない。
リネットは、スーザンに、うちの電話をつかってかけるようにとすすめる。
アラスカまでの電話代、ものすごく高いというのに、友情に暑いリネット!
普段はチェックのシャツで髪振り乱しているけど、ちょっと近所のホームパーティーでも、さり気ないお出かけモードに変身できるリネット、素晴らしい!
■ ブリーはキースの両親にも頼られ、好かれている
キースの父チャードの退役後、母のメアリーはなにかと衝突している。
前回の酒癖の悪さを謝りに来たメアリーから、キースがいればなんとかなるのだがと言われ、ブリーはつい感謝祭に二人を招待する。
ブリーは実は去年もマクラスキーさんを不憫に思い、来年は家へと招待していたらしく、キースと二人きりの感謝祭の予定が、6人でのディナーとなってしまった。

キースは指輪を用意しているみたいだけど、キースパパのリチャードも、ブリーのことを素敵な女性だと思ってるみたいだぞ・・・・。
「できた人なのは、一目見てわかった。」
なんてパパは言うけど、そりゃー、キースよりリチャードの方がブリーには相応な年代。
■ レネはトムにちょっかい
トムがレネの家に、リネットに頼まれた感謝祭用の料理を持って行くと、レネはバスタオルを巻きつけただけの姿。
”まだいけてるという言葉に飢えている”というレネに、どぎまぎするトム。
どうやら、学生時代に同じ状況に接したことがある様子。
レネの家での感謝祭パーティーでも、二人になるとぎこちなく・・・。
”周りがカップルや夫婦だけで、自分だけ一人”だと嘆くレネ。
”キレイと言われるのも、年の割にはと、必ず前につくようになった”と衰えを自覚している。

そして、いつもは強気なレネが、トムにだけは、自分は男を見る目がなかったと本音を話す。
大事なのは誠実と優しさで、一緒に家庭を築けるかということ。
リネットはさすがだったと、間接的にトムにモーション?!


■ グレースの両親は不法滞在?!
ギャビーとカルロスは、感謝祭にグレースの両親のヘクターとカルメン夫妻を招く。
”家族”としてすでに交流を深めている。
ギャビーは髪のセットに2時間かけ、缶切りを探しただけで、料理の準備すべてカルロス。
しかも、大事なデザートのパイを取りに行くのも忘れている。
カルロスが取りに行くように言うと、すでにワインを飲んでいたギャビーのために、ヘクターが車を出す。

ところが、渋滞でギャビーが路肩走行を強要したことから、警察に捕まり、ヘクターは不法滞在だと判明。
カルメンは顔色を変え、家を出る準備。

このままグレースと別れることは耐えれらないギャビーは、弁護士のボブに相談するが、打つ手はないと言われる。
前回、ボブとリーとの仲をとりもったギャビーだから、ボブがなんとかしてくれるはずだと考えたが・・・。
ギャビーは、カルメンに、うちに隠れるようにとすすめる。


■ ベスは母の歪んだ愛情よりボールを選ぶ?!
日毎にポールの優しさに触れ、母からの任務に疑問を持ってきたベス。
感謝祭で二人だけのディナーの際、自分は異常とも思える母に従順に従ってきて、感謝祭もやったことがないとポールに話す。
そんな母だから、ポールとは接点もなく、紹介できないと言うと、ポールは、
「接点ならある。君への愛情だ。」
と言い、この一言で、ベスもぐらっと?!
「この年まで感謝祭やらなくてよかった。
今なら感謝すべきことがある。」
と、ベスはポールの愛情に感謝する。

刑務所のベスの母フェリシアは、ベスがポールから何も情報を聞き出せないことにいらついている。
ベスは、だんだんポールが殺したのではないのかもと思い始めている。
フェリシアは従わない娘に、家を出るように言うが、ベスはきっぱりと拒絶。
「私の夫。優しくしてくれる。」
と、初めて母に反抗。
激昂するフェリシアは、娘に対しても、危険な考えを持ち始めている様子・・・・。

それにしてもウィステリア通りは美しい。
レネのパーティー中に、ペイジの泣き声が気になって、スーザンが様子を見に行く場面。

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(BSプレミアムより筆者撮影)
子どもたちのボールを取り、”あ〜、いっちゃった〜!!”と追う後ろ姿。
通りが見渡せ、ポールでなくてもこんな所に住みたいと思わせられる。

感謝祭、年に一度振り返るいい習慣だ。
”与えられたものにもっと感謝すべきなのだ”
なるほど〜。
NHK BSプレミアム 2012年5月25日(金)午後11時15分 放送

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