MY FAVORITE: [デスパレートな妻たち 6] 第15回「となりのオアシス」 Lovely

スーザンが面倒をみている、元ストリッパーのロビンは郊外の住人たちの目を引く。

いや、引きすぎる。

男達は、子どもからロイまで、みんな一目見ただけで、全身に夢中になる。

しかし、ロビンは実にいい子なのだ。

女達も、ロビンになにかと助けられながら、そのモラルの高さ、誠実な心、驚くべき洞察力、おおらかな寛容さを認め、とびきりな美しさに惹かれるものも。

↓　ドレス姿も素敵だけど、ジョギングやウォーキングのウェアもはっとするほど素敵

（NHK BSプレミアムより筆者撮影）

ブリーは、ロビンにケーキ作りを教える際、つい、オーソンとの”うちの問題は距離感”だと説明。

ロビンに、オーソンが車椅子であっても関係ないと励まされ、夫婦なのだから、なにもしなくても、手をつないでいてそのままでもいいのだと、勇気を出すブリー。

仕事からブリーが帰宅すると、オーソンがチャイコフスキーを聞きながら本を読んでいる。

その前で、１枚づつ服を脱ぎ、ブリーがいうところのセクシーダンスでオーソンを誘おうとする。

ここからが爆笑。

ブリーの意図にまったく気づかないオーソンは、さっぱりわけがわからない。

「着替えるなら上へ行ったら？」

「何？その歩き方？自虐的になって、僕をはげまそうとしている？」wwww

ついに、本音を話すブリーに感動したオーソンは、

「おいで。」

と車椅子の上で優しくブリーを抱きよせる。

あやしいアンジーの息子ダニーとアナを別れさせたいギャビーは、ロビンのそれまでの悲しい身の上を利用。

モデルへの挑戦と引換にダニーより先にNYへ旅立たせようとする。

チャンスをのがすと手遅れとなるということを、ロビンに、その経験談を語ってもらう。

「うんと湿っぽくしていいからね。」

とギャビーらしい。

作戦は成功したものの、別れさせるためだと知ったロビンは、いい気はせず、ダニーに真実を語る。

ストリッパー時代に同僚に施した施術で、マイクの腰痛を治そうとするロビンに、スーザンは次第に、ロビンにヤキモチを焼き始める。

こういうところ、ホント、スーザンってバカ！

もちろん、そんな気はなかったロビンは、スーザンと友達でいるために、家を出ることを決心。

退院後、世間の目を気にしているキャサリンに、家ががらんとしているなら、自分は下宿先を探しているとロビンは申し出る。

心を病んだ人より、世間の目はストリッパーに厳しいと言うロビンの言葉がきいたのか、ルームメイトとして受け入れる。

キャサリンは、思いのほか女子会が楽しいことに自分でも驚く。

（NHK BSプレミアムより筆者撮影）

外でも、もう自分は男の興味を引かないことをはっきり思い知らされ、男は卒業！と宣言。

すると、ロビンは、間口を広げればいいと、意味深。

そう、ロビンは筋金入りの・・・。

その後、なんとなくお互いを見る目が違い・・。

男がキャサリンに興味を示さず、自分に夢中になっている時、キャサリンのよさを話し、キャサリンに目を向けさせようとするロビン、立派です。

それも、さりげなく、そして、決して自慢もせず。

今までフェアビューにはいなかったタイプ。

大昔に自分も女を売りにしたことがある（？！）というマクラスクキーさんも、ストリッパーというだけでいじわるされていないかと、ロビンを心配している。

こうして、すっかりフェアビューに溶け込み始めたロビン。

初めて、自分自身を見てもらってうれしいと、幸せを感じ、住民たちに感謝している。

NHK BSプレミアム　2011年7月15日（金）午後11時00分放送

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