「グッド・ワイフ」の愛すべきキャラ、イーライ・ゴールド。
↓ このじっと見つめる表情が特徴的。
シーズン1では、まだ、髪も黒い。
(BS2より筆者撮影)
■ イーライの初登場は?
初登場は、シーズン1-15 「夫の帰宅」。
横堀悦夫さんの声が、なんといってもいい味。
横堀さんと言えば、 私がこよなく愛するドラマ「ザ・ホワイトハウス」で、サムの吹き替えも。
シーズン1-2では、サムの吹き替えは吉田栄作さん→シーズン3から横堀さんへ。
かなり、違和感を感じたのは事実。
どっちがいい、とかじゃなくて。
このイーライの声は、横堀さんしかいない!と思えるほど、当たっていると思います!!
■ ピーターが、今すぐ会いたい男
ピーターがイーライを雇ったきっかけは、自宅マンション前に置かれたピーターのドラッグをやっている写真。
チャイルズが、まだ他にもあると言っていた脅しの写真ですが、”少年探偵”ザックから合成写真だと聞かされると、ピーターは、弁護士ダニエルを呼び、
「イーライ・ゴールドに、今すぐ会いたい。」
と。
それまで雇われていた”バンビちゃん”ことカイヤに、
「イーライは危険だわ。マフィアの相談役なのよ」
と言われても、
「いいから!すぐ呼んでくれ。」
と、ピーターに言わせた男が、イーライ。
■ ここぞという時、頼りになるから
みんなが集まっている、マンションのキッチンに、
「ここが作戦本部?」
と、あきれた顔でやってきたイーライ。
届けられた写真が入っていた封筒を捨てられた(ザックが隠しておいたのをジャッキーに捨てられたのですが・・・)と聞かされると、
「なんという不手際。」
といきなり、はっきり。
イーライの噂は聞いているというピーターには、
「私の噂とはどんなものですか?」
と聞くと、
「ずけずけ物を言って、人を罵る傾向にあり、クラシックのピアニストで、土曜日は仕事をしない。 それから君は、ここぞという時、頼りになる。」
と、ピーターはイーライしかいないとわかって依頼していることがわかります。
その間も、不審なピー音が鳴り続け、ピーター、ダニエル、カイヤは、あちこちの扉を開けながら、音の発信源をずっと探しています。
ピーターの足首に電子監視装置がつけられたばかりだし、何か気になります。
イーライは、一発で、キッチンの食洗機のドアを開け、スイッチを切った後再び閉じ、
「部品の交換を。」
拍子抜けですが、さすが〜!
■ 初めから、ずばずばと
そして、ピーターの選挙参謀についた挨拶を。
「では、まず、始めに。仕事を引き受けたのは、あなたの噂を聞いたからです。
最低。
最低男というのはきつすぎますか?
だが世の中を変えたがっている最低男で、どこか憎めない。
もし、わたしにこののんきな連中と同じことをさせるなら、私は引き受けたことを後悔します。」
では、私から最初のアドバイス。
バンビは首。」
とずばずば言います。
また、ザックがiPodで隠し撮りした、マンションを撮影している男の写真を指し、敵を調べる上で最高の資料となるので、息子さんを雇ったほうがいいとも。
まるで無能と言われたも同然のカイヤも、ダニエルも、それが誰だか検討もついていません。
「起訴の対象になるものを調べる連邦捜査官。
そんなのは常識だ。なぜ君は気付かなかった?
あなたは操作対象となっている。
その理由を調べることが先決です。」
とイーライが言うと、ピーターも顔色を変えます。
ダニエルだって、後に”オバマに呼ばれた”ぐらいの優秀な弁護士であるわけですが・・・。
この写真を利用して、後に、イーライは、あらゆるノベルティグッズを作成し、FBIのラナに、他の獲物を探すように言いに行く際、効果的な小道具にしています。
これも、ここにも、と次々に、男の写真つきのマウスパッドや缶バッジ、マグカップなどをさし出したイーライに、ラナも何も言えなかった面白いエピ。
勝手に、キッチンで食べていたり、カイヤの鼻っ柱を折るところなど、さすがのイーライ。
■ アリシアとはいい友達になれそう?
イーライがアリシアのオフィスに挨拶に行く場面。
「ちょっと、目の休憩を」と、勝手にソファに寝転がってます。
アリシアには、
「思ったより、背が高い。
お世話になりますので、自己紹介をと思いまして。
あなたが、影の支配者のようですね。
選挙は反対?」
とずばずば言うと、
「そんなこと、私、いつ言いました?」
とむっとした顔のアリシア。
イーライ「顔に書いてある。」
アリシア「じゃあ、今は、どう書いてある?」
イーライ「どう思う?カイヤのこと。」
ずばり的中ですから、アリシアも腹は立つけど、認めざるを得ません。
さらにイーライは、
「どうやら、あなたとはいい友だちになれそうだ
なぜか、わかりますか?
あなたは、用心深い。
私もそうだが、ご主人は違う。
では、また。」
と、やり手の印象を残して、さらっと去っていきます。
初登場から、ずけずけ、でも、頼りになる、まかせられることを見せつけたイーライ。
愛すべきキャラのエピは、この他もたくさん・・・・。
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