地元紙だけでなく、NYの記者が取材にくるとあって、万全の準備を整えるブリー。
キャサリンはブリーを褒めることを、長男アンドリューはゲイだと言わないことを、それぞれブリーに約束させられる。
取材当日、手作りの料理、理想的な家庭を見せ、完璧に家事をこなすことは喜びだと語るブリーに、記者は、それはすべての女性はできないと述べる。
会話中に入った留守電の内容から、夫オーソンが刑務所帰りであることがバレると、記者は近所を嗅ぎまわり、ブリーにとって知られたくないことを次々とチェックする。
せっかくここまで上手くいっていたことが、これですべて終りだと落ち込むブリー。
記者に、なぜここまで嫌がらせをするのかと詰め寄る。
自分はカリスマ主婦ではないし、レシピ本を出しただけで、どん底も見てきたし、家庭に悩みもある、と涙ながらに訴える。
記者は、
「なぜ、最初からそう話してくれなかったの？」
と、作られたカリスマ像ではなく、ブリーの人間らしさを取材しなければ意味がないと言う。
■ 遺産があるなら話は違うが…
家族になりたがる、寂しい老婦人バージニアを気味悪がり、はねつけたガブリエルだったが、遺産を相続できることがわかり、再び親しくする。
しかし、エスカレートしてきたバージニアに、ガブリエルは、お金は大好きだけど、今は子どもの将来を考えるようになった、遺産はいらないと言う。
■ 娘のボーイフレンド
スーザンは、久しぶりに娘ジュリーが大学からボーイフレンドを連れて帰ってくるので、ウキウキしている。
ところが、連れてきたのは40過ぎた、離婚経験3回の男性で、スーザンは大反対。
ジュリーはスーザンの2度の離婚を見て、自分は結婚はしないと言う。
■ アンを許せなかったが…
息子ポーターが、彼の親友の母親アンと付き合っているだけでも大騒ぎだったスカーボ家。
それだけでなく、アンが妊娠したと双子のプレストンから聞き、リネットはアンのところに乗り込む。
アンは、夫の暴力に耐えかねていたとき、ポーターが優しくしてくれ、お互い愛し合っていると言うが、リネットは、それでもそれは異常なことだと怒る。
ところが、それをアンの夫が聞いていた。
怒り狂う夫は、リネットに帰るように言うが、アンに激しく暴力をふるっているのを見たリネットは、アンを助けに戻る。
プレストンが、ポーターそっくりで（あたりまえだけど）、一瞬、字幕のプレストンの文字が間違っているのではないかと思ってしまった・・・。
それを聞きつけたポーターは、夫を殺す！と、彼の経営するライブハウスに向かう。
■ 医師がかけつけたのに…
デーブ率いるおやじバンドが、アンの口利きで、その夫のライブハウスで演奏することになり、本番前にみんな緊張している。
そこに現れたのが、デーブを見ていた異常犯罪が専門の精神科の医師、ヘラー。
マクラスキーさん姉妹の電話により、デーブがいてはいけない場所、フェアビューにいることがわかったヘラーはあわてて飛んできたのだった。
しかも、デーブにとって非常に関係がありそうなマイクが、同じバンドのメンバーであることがわかると、ヘラーは顔色を変え、マイクと話させるように言う。
デーブは、マイクもわかっていると嘘をつくが、ついに、先生には負けたと承知する。
ところが、デーブは、マイクのところに連れて行くふりをし、ヘラーを部屋に閉じ込め、首を絞める。
そして、アルコールをかけ、時間差で火がつくように仕掛け、本番に望む。
■ 復讐への執念
■ 復讐への執念
演奏が始まり、観客が大熱狂。
その時、バンドの後ろから火が出て、火事を発見、みんなあわてて逃げまどう。
デーブによってトイレに閉じ込められたジャクソンが避難していないのを心配したスーザンが、ジャクソンがまだ中にいると叫ぶと、マイクが助けに、火の上がっている中に戻る。
それを見たキャサリンが、マイクを助けてと叫ぶと、危険をかえりみず、飛び込んだのはデーブ。
ジャクソンは自力で脱出したが、煙に倒れたマイクを抱えてでてきたデーブは一躍英雄となる。
しかし、マイクを見つけたとき、
「まだ、すんでいない」
と復讐をするまで死んでもらっちゃこまるとばかりの恐ろしいセリフ。
ヘラーが殺され、真相は闇の中。
デーブが英雄となれば、この状況で、放火犯と疑われるのは、不倫に気づいた彼女の夫を殺そうとしていたポーターではないか・・・・。
う～！いやなデーブ！
火事で逃げるとき、カルロスも参加しているおやじバンドを見に来ていたバージニアが倒される。
それを見て、遺産ほしさに見ぬ振りをするかと思ったガブリエルが、ちゃんと引き返して、助けたのには見直した！
「命の恩人なんだから、遺産はあげないというのは取り消して」
なんて言ってたけど。
お金より、娘の将来とちゃんと言えたし、親になったんだなあ。
NHK BS2 2010年5月26日（水）午後11時00分 放送
[デスパレートな妻たち 5] 第7回 「不適切な距離感」 What More Do I Need?
[デスパレートな妻たち 5] 第6回 「禁断の恋」 There’s Always A Woman
[デスパレートな妻たち 5] 第5回 「鏡よ 鏡」 Mirror, Mirror
[デスパレートな妻たち 5] 第4回 「酔えない美酒」 Back in Business
[デスパレートな妻たち 5] 第3回 「悩める子供たち」 Kids Ain’t Like Everybody Else
0 件のコメント:
コメントを投稿