2009年11月27日金曜日

ER 14-08 「もう戻れない」 Coming Home


ルカがクロアチアから帰ってきた。

モレッティとルカが握手しているところを見るアビー。
前部長と現部長の挨拶、複雑ww
でも、素直に、何度も「会いたかった」と抱きつくアビーはかわいいところがある。

自身も車いすで、息子が歩けなくのではと心配している患者の父親から、集中していないのを見透かされ、アビーは注意を受けてしまう。
患者側からしてみれば当然のことだが、この緊張感の長期持続とルカの不在が、最近のアビーのイライラの原因になっている。
この父親に対して、こどものような研修医のハロルドが、気持ちをほぐした。
デートに出かけるのを楽しみにしていたハロルドだったが、この息子の手術をするニーラたち、そして、心配そうな父親を見て、出られなくなる。
何をするのでもなく、ただ父親の肩に不器用に手をかけるだけだが、常に怒った口調で当たり散らす父親も、こんな時には人のやさしさにこころが動かされる。
ハロルドは、その前にも、急変した息子を一人で機転をきかせ、救っている。
ハロルドが、立派な医師になる階段を上りかけたと感じさせる。

このハロルドに対して、モリスがいい先輩となっている。
初デートのためにレンタルでタキシードを取りそろえ、彼にどれがいいか真剣に悩むあたり、自分もホープと別れたばかりというのに、人間的に成長した。

過ちを後悔するアビーだが、嘔吐する姿は気になる・・・・。
いきなりクロアチアから弟を連れてきて、サプライズというノーテンキなルカについていくのは大変!

今回の演出はローラ・イネス、そう、ケリーだった!
2009/11/26  NHK BS2で放送
関連
ER 14-07  「アビーのおかげ」 Blackout
ER14-06「うぬぼれと未熟」The Test
ER 14-05 「鬼軍曹」 Under the Influence

2009年11月20日金曜日

ER 14-07 「アビーのおかげ」 Blackout


プラットとモリスの合格祝いの飲み会(本当は落ちていたけど言い出せなかったモリス…w)で、すかりできあがったアビー。
眼のふちを赤くしながら、じりじりとモレッティと接近。
音楽が効果的。
大人の心境がよく反映されていて。

翌朝、気づくと、アビーはモレッティのベッドに。
すぐにわれにかえって、家へ。
アビーの家では、ベビーシッターが主人が帰ってこなくてオロオロしていた。
アビーは、ベビーシッターにチップをはずみ、追い返す。
もう我慢の限界とばかりに、ジョーを連れ、パパに会いに行こうと、アビーは空港へ向かう。
カウンターで飛行機が飛んでいないと言われても、どうしてもクロアチアに行かなければならないとアビーはわめきちらす。
あきらかに“困った客”wで、警備員を呼ぶと係員に言われる。
ジョーを抱きしめ、空港のベンチで途方にくれるアビー。
少しづつ酔いも覚め、飲んでしまったこと、帰ってこないルカへのいらだちやERでの激務のストレスからとはいえ、モレッティと・・・・と自責の念にかられている。
ぶつけた額からの血と乱れた髪が、痛々しい…。
普段のドクターとして活躍しているアビーも、やはり女性であることを感じさせる。

昼間、ERになにをしても泣きやまないという赤ちゃんが来ていたが、疳の虫であり、問題ないから帰すようにと、プラットから指示が出ていた。
アビーはそれでもまだ調べたいと残していたが、心臓に欠陥のあることが発覚。
夜、プラットが「アビーのおかげだ」とつぶやく。

でも、そんなアビーも、ルカの留守でつぶれそうになっているひとりの女性だったのだ。

ゲイツが気にしている美人牧師のジュリア。
彼女が連れてきた歌のボランティアには、みんなが迷惑し、歌をやめさせるように言っていた。
しかし、泣きやまない赤ちゃんの母親が、「歌を聴いたら泣きやんだ」と言う。
もしかして、そういう効果が??と思わせたが、そうではなく、あれはなんだったんだろう・・・・。

それにしても、空調の故障でみんな汗だくとは言え、看護師がキャミソールで仕事できるって日本では考えられないかも。
2009/11/19  NHK BS2で放送


関連
ER14-06「うぬぼれと未熟」The Test
ER 14-05 「鬼軍曹」 Under the Influence

2009年11月14日土曜日

ER14-06「うぬぼれと未熟」The Test


アビーは相変わらず、イライラが募っている
ひとりでの育児、ERでの忙しさ、アルコールに手を出してしまったこと、診察で見抜けなかったこと…
わかるわかる、その気持ち
自分でもどうしていいかわからない状態
断酒会の集まりに行こうかどうか迷うアビーの姿が、絵になっている

モレッティの大学生の息子が、父の誕生日だからと現れる
さすがのモレッティも目じりが下がってうれしそう
ただ、ちょっとハイな様子が見られる
この二人の次回の予告が気になるぞ…

難病の天才少年のエピソードで、野球の試合を見に連れて行って、リー選手に話しかけてもらえるように手配したゲイツ
彼は、いよいよ、呼吸ができなくなりつつあり、そんな状態でも母親に心配かけないようにしているのが痛々しい
ジョシュアを説得しきれなかったが、サムに怒られる
どちらも子供の気持ちがわかってのことだし、正解はない
ただ、この母親がのんきに見えてしまうことも問題あり

きれいな女医さんのスカイも登場し、またなにかありそう
昔のスーザンの雰囲気もちょとあり
NHK BS2で 2009/11/12放送




2009年11月8日日曜日

ER 14-05 「鬼軍曹」 Under the Influence


ニーラは、まるで子どものような研修医のハロルドに、鬼のように接して厳しくしろとクレンショーから言われる。
そんなことできないと言うかと思ったら、意外にもそれらしくびしびしと鍛え始めた。
ハロルドは25歳といっても、カーターが新人だった頃と比べても明らかにお子様で、飛び級で進学した19歳。
みんなで本当は何歳か聴きだそうとしているのに、アビーはあっさりと聴きだす。
さすが~

やっと連絡がとれたルカだったが、まだ、父親の具合が悪く帰れないと言う。
兄弟がいるのになぜ?!と納得がいかないアビー。
その気持ちもわかるなー。

アビーはコバーン先生に相談したそうな様子を見せるが、自分を依存症と認めない限り助けられないと言われる。
断酒会に行くかどうか迷っている。
ルカ、わかってやれよ~