■ 無罪から再び・・・
ウィルの”事前の準備”が功を奏して、妻殺し容疑のシモンズ被告は、法廷で無罪に。
司法取引で終わらせる予定だった検察側は面白くない。
ケイリーは、大学の友人、JAG(軍法務部?)のメリンダ大尉に、公判前の準備で証拠を排除されたと、軍事法廷へ持ち込む協力を求める。
ケイリーが、軍の調査を手伝って情報を提供したことにより、シモンズは、せっかくの自由が3日で再び殺人犯へと・・・・。
それもブレイクの調査からアリシアがケイリーの筆跡を読み取ったことから判明。
ケイリーが指示を書き加えていた部分がコピー回数が少ないことからでしたが、コピーのこと、Xeroxって言ってますね。
■ ウィルが重要視するもの
デリック・ボンドの旧顧客ルー・ドブスと、ダイアンの優良顧客ジョー・トリッピは、どちらも大物だが、出版物の企画で対立している。
合併後とはいえ、両者の代理人となることは事務所の都合は悪い。
こんな時のため、ダイアンはウィルは味方であり、デリックに対し、常に2対1の関係だと思っていた。
しかし、ドブスのタイムフィーをデリックから示されたウィルは、事務所のためと、ドブスを選ぶ(ウィルの父親は金に無頓着だったため、同じ失敗は繰り返すまいと考えた様子)。
■ さすがダイアン
しかし、共同経営者であるダイアンはねっからの民主党(シーズン1でも数々のエピソードあり)であることを、民主党のドブスも分かっている。
彼の利益を共同経営者が優先するはずがないと言う理由でデリックは解雇されたため、ダイアンにドブスへの説得を依頼。
ドブスから政治的信念を捨てられるのか問われると、ダイアンは、
「信念と仕事は別」
と、殺人犯をも弁護できることになぞらえる。
それでも、ドブスは、デリックから言わされているのでは?と信じきれない様子。
しかし、
「同意できなければ従わない」
と言い切るダイアンを認めたドブスは、デリックではなく、ダイアンを雇いたいと申し出た。
驚いた顔のダイアンでしたが、やはり、分かる人は分かる!
さすが、ダイアン!
それにしても、元CNNキャスターのドブスの語り口が、本当になめらかで、さすがプロ!
「ザ・ホワイトハウス」をこよなく愛する私としては、政治的事情がよくわかっていなくても バートレットの、サントスの民主党は・・・・と。
■ 大人なデリック
事務所のトップ3人が打ち合わせをしている部屋、スタッフ達が知らずにドアを開けた場面。
「使用中だ」と言うウィルがむっとしても、彼らは顔を見合わせるだけ。
デリックは、「5分待ってくれ。」
そう言うと、スタッフ達もサーっと引いていく。
またもや、お子ちゃまに見えるウィル・・・・。
■ ピーターはネガティブキャンペーンには反対
■ ピーターはネガティブキャンペーンには反対
インタビューでのピーターのコメントが、利用されてしまう。
ネットでのストリーミング配信の時のコメントと、投稿サイトでの不祥事の娼婦の動画を、組み合わされいる。
ネットでのストリーミング配信の時のコメントと、投稿サイトでの不祥事の娼婦の動画を、組み合わされいる。
ネタを提供してしまったと、イーライは地団駄を踏む。
そして、チャイルズが金を出して、やらせていると読み、先に攻撃することを提案。
そして、チャイルズが金を出して、やらせていると読み、先に攻撃することを提案。
しかし、ピーターは、あくまでもネガティブキャンペーンには反対。
家族を巻き込まないことを第一に考えているが、すでにグレースも写真撮られているし・・・。
その選挙ボランティアになぜかベッカがいるのを見つけ、イーライはつまみ出す。
「感心だね。今の若い子はゲームに夢中なのに。」
「私、オバマ世代ですから。」
ベッカとチャイルズの息子のつながりも、一波乱ありそう・・・・。
■ ただものではないヒックス
■ ただものではないヒックス
軍事法廷は、独特の世界。
初めに兵役を務めたことがあるか尋ねられ、無いが、butと言ってしまったウィル。
アリシアにさえ、ハッとした顔をされてしまいましたが、無いが、軍には経緯を抱いていると続けました。
なるほどー。
アリシアが資料集めのため、どんなに懇願しても、軍の規則で見せてもらえない。
困っているところに現れたオブザーバーのヒックス中尉。
彼の一言で、あっさり、資料が得られ、現場にあった指紋が軍の関係者と一致していることをつきとめた。
このヒックスが実にいい味!!
資料室の短いやりとりから、彼が、シルバースター受賞者であることがわかったアリシア。
思わず、彼の胸元の勲章を見て、慌てている様子がコミカル!
ファルージャで反乱軍の一団を一人で制圧し、20人を救った彼が、アリシアが使うiPadを不思議そうに眺めている場面も面白い。
メリンダや軍の規則によって、思うように弁護が進まない。
ウィルが突発的に打った手がカッコイイ。
裁判長へ忌避を求め、自らを法廷侮辱罪とさせ、アリシアに法規の該当部分を指し示す。
慌てながらも、瞬時に事情を察したアリシアが、登録弁護士を外されたことで休廷を求められると訴える。
それからは、形勢逆転。
■ 無実にするということは・・・
■ 無実にするということは・・・
軍のゴーティエ大尉がシモンズの妻に、自分と関係を持てば、 夫のアフガニスタン行きをなくすと騙していた。
ケイリーを証人として呼び、無事にシモンズは無罪に。
民間人に対して上から目線だったクーンツ判事も軍の法規をしっかり把握していたアリシアに好意の目を向ける。
複雑な軍の事情が随所に見られた今回のエピ。
シモンズもアフガニスタンへ行くことを恐れ、脱走を計画、ゴーティエもアリシアとのテレビ会議中に脱走・・・・。
最後に、ケイリーがアリシアに 、君の依頼人はめでたく自由になったから約束を果たささなければと言います。
それは、アフガニスタンへ送られる ということ。
もしかして、ケイリーも、なにがなんでも8年の司法取引をと考えていただけではない??
NHK BS2 2011/10/14(金)23:00放送
0 件のコメント:
コメントを投稿