アリシアが、かつて暮らしていたハイランドパーク。
裕福な層が集まる高級住宅街。
ピーターの失脚後、今のマンションへ転居し、子どもたちも転校した。
ある日、アリシアのもとに、ケニー・チャタムという少年が弁護の依頼に。
幼い頃から知っている、母親とはかつて親交もあったケニーに、警備員殺人の容疑がかかった。
事務所では、1年目といってもタイムフィーを稼ぐことを求められている。
少年とはいえ、新規クライアントを得たことは評価されるが、知人だけに、やりにくい面もあり、ケイリーも担当することになる。
ケニーの両親は、自分たちの弁護士がいるのに、アリシアが引き受けることに反対している。
アリシアが大変な時に、無視した夫婦だ。
しかし、アリシアは、ケニーを思う気持ちでは負けないと、最高の弁護を約束する。
朝、出勤してきたアリシアに、ウィルが、早いねと声をかける。
一番じゃない、と、先に来ているケイリーを指し示すアリシア。
子どもがいない独身のうちしかできないとウィルは言うが、後々、アソシエイトのうち一人、どちらを残すか決めるとき、ダイアンに言われちゃうんだよな〜
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カリンダ語録①
捜査で、裕福な家の師弟が通う学校で、
ケイリー「母校を思い出すなあ。」
カリンダ「昔、壊して回った学校に似ている。」
カリンダ語録②
ハイランドパークの自治会の規則は厳しく、絶対だ。
芝の長さも5cm以下と規制されているため、どの家も手入れが行き届いている。
アリシアがここで10年暮らしていたことについて、意外だと言うカリンダに、
アリシア「当時は幸せだった。」
カリンダ「”無知は幸せ”ってやつですね。」
カリンダ語録③
また、10代の少年が全速力で走った場合の時速とかスラスラ言えるカリンダ。
アリシアも、なんでそんなこと知ってるの?!とびっくり。
カリンダ「前世で陸上部のコーチをしていたって言ったら、信じてくれます?」
ア「信じない」
カ「ですよね」
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司法取引に長けているケイリーも、法廷は苦手の様子。
それまで、法廷に持ち込む前に解決していたからだ。
現場を大事にする、アリシアから学ぶことが見えたケイリーは素直に認める。
ウィルにも、アリシアは素晴らしいと言う。
大学時代から、理解し、みている友情は素晴らしいと、ちょっと裏の意味も込めて。
ウィルは大学(ジョージタウン)がいいのだと、ユーモアをもって切り返し。
そして、アリシアは、自然体で、肩に力がはいっていない ところがいいと。
アリシアのかつての住民としての経験が生き、ケニーの殺人容疑は晴れた。
司法取引はケイリーの得意とするところ。
お互いの健闘をたたえ合うアリシアとケイリー。
ア「大した交渉術」
ケ「肝心の弁護はあなた任せ。お見事でしたよ、ホント。」
ア「ありがとう、ケイリー。」
夜遅く残っているダイアンに、こちらに有利な司法取引に持ち込んだと告げに行くケイリー。
アリシアは夜遅くまで資料を読み込んでいるものの、家でパジャマ姿。
影で努力していても、上司へのアピールは、小僧の方が上手かも。
前の家より狭いけど、ここいいよねと、グレースが言う場面。
転校後、ちょっと反抗的にも見えたグレースが素直に。
エンディングにも使われている、ふたりが、夜景を見ている窓を外から映しているショット。
前の私立の学校より、今の学校の方が、子どもたちにもあっている、親のせいで子どもに犠牲を強いたと思わなくてもいいのだと、アリシアも気づき始めているのでしょう。
親子ともに、”過去との決別”ができた瞬間・・・。
NHK BSプレミア 2010/10/19 放送 2011/10/30(日)再放送
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